あまねく ひろがる!

ポケモン対戦(ORASトリプル)の構築記事や大会参加記録などを載せています。 Twiiter→ @chigusa_amane39 プロフィール・アイコンのヘラクロスは @akasabi_Banette 様に描いていただきました。

範囲技エース+カメックス+ワイガ剥がし【構築記事】【ORASトリプル】

はじめに

2025年3月16日に開催された「沼津深海オフ」で使用した構築を紹介します。

note.com

組んだきっかけ

非メガで<ねこだまし>を使えて汎用性が高いポケモンを探していたとこ、カメックスに目が止まった。


構築メンバーは、以下の通り。


構築の基本方針は、<おいかぜ>を打って範囲技と先制技で相手をできる限り行動させずに、機先を制すこと。

範囲技枠として、メガボーマンダニンフィアバンギラスを採用。
先制技枠兼<おいかぜ>要員として、ファイアローハッサムを採用。

トリプルフリーで対戦した相手の構築と、レーティングバトルがあった時代の構築を参考にしつつ、全体技エースを通していくことを意識した。

※参考にした構築

raitodx.hatenadiary.jp

個体解説

カメックス


特 性:あめうけざら

持ち物:ラムのみ

技構成:ねっとう/ねこだまし/ほえる/こごえるかぜ

性 格:おくびょう

努力値:155(4)-92-120-137(252)-143-142(252)

感想

ドーブルヒードランより速くて、初手に出して確実に仕事ができそうな枠として期待した。
相手の<トリックルーム>を牽制するための<ほえる>と、<おいかぜ>ミラー用の<こごえるかぜ>ですばやさ操作に貢献することを意図した技構成。

オフ会後に、「<ほえる>を<ドラゴンテール>にして、チョッキを持たせた方が……」と言われ、「たしかに……」となった。
仮想敵のヒードランギルガルドなどの特殊アタッカーを相手するのに、余裕が出るのが良さそう。

特性も火力が上がる可能性がある{げきりゅう}の方が良いかも。

加えてこの構築なら、すばやさが高いコジョンドマニューラの方が合っていたかもしれない。

(※ 4月5日追記
構築づくりが上手い人に当記事を読んでもらったところ「しおふきを入れたら?」と言われた。
検討すらしていないのは、構築ビルド能力が足りない)




ボーマンダ


特 性:いかく→スカイスキン

持ち物:ボーマンダナイト

技構成:ハイパーボイス/りゅうのはどう/まもる/すてみタックル

性 格:むじゃき

努力値メガシンカ後):171(4)-165-150-172(252)-99-189(252)
努力値メガシンカ前):171(4)-155-100-162(252)-90-167(252)

感想

範囲技エース枠その1。

速いすばやさから中央で<ハイパーボイス>を打って、確実に削っていくことも、少し削れた相手を<すてみタックル>でトドメを刺しに行くことも出来る柔軟性のあるアタッカー。
ハッサムの技範囲の狭さを感じたので<おいかぜ>を持たせても良かったかも。

性格がむじゃきなのは、貰い物の6V個体を選んだだけ。
おっとりの方がいいかも。




ニンフィア


特 性:フェアリースキン

持ち物:こだわりメガネ

技構成:ハイパーボイス/ねごと

性 格:ひかえめ

努力値:191(164)-✖️-114(228)-154(76)-151(4)-84(28)

感想

範囲技エース枠その2。

順当に強かった。
こだわりメガネは、やはりダメージの稼ぎ度合いが違う。
<おいかぜ>時にテラキオンゲッコウガ抜きまで、すばやさを伸ばしても良かったかも。




バンギラス


特 性:すなおこし

持ち物:こだわりハチマキ

技構成:いわなだれ/かみくだく/ばかぢから/アイアンヘッド

性 格:ようき

努力値:175-186(252)-130-✖️-121(4)-124(252)

感想

範囲技エース枠その3。

最速の利点をあまり感じなかった。
性格をいじっぱりにして、すばやさを96くらいまで削って、残りをHPにまわしても良かったかも(メガバクーダのだいちのちからを耐えるし)。




ファイアロー


特 性:はやてのつばさ

持ち物:あおぞらプレート

技構成:ブレイブバード/ちょうはつ/よこどり/おいかぜ

性 格:いじっぱり

努力値:164(84)-146(252)-91-✖️-89-168(172)

感想

ワイドガード>剥がし兼<おいかぜ>役その1。

ワイドガード>剥がし用の<よこどり>を採用し、高火力先制技とサポートにも重点を置いたハイブリッド型。

今まではHAを使うことが多かったが、試しにすばやさに振ってみた。
メガガルーラの<ふいうち>をかわせるのが利点。
全然メガガルーラと対戦していないので、強さは不明。

相手の<トリックルーム>を牽制するために<ちょうはつ>を採用した。
適切に押せていない試合もあり、あまり使いこなせなかった。




ハッサム


特 性:テクニシャン

持ち物:いのちのたま

技構成:バレットパンチ/ばかぢから/フェイント/おいかぜ

性 格:いじっぱり

努力値:169(188)-200(252)-120-✖️-109(68)-85
HP→いのちのたまの反動ダメージが、10n-1で最大
D→HPとAの余り

感想

ワイドガード>剥がし兼<おいかぜ>役その2。
相手から見えにくい<おいかぜ>要因として期待した。

素早さは<おいかぜ>下でメガガルーラを抜けるので、無振りで十分だと判断した。
オフ会本番では、ジバコイルに先制されて<ばかぢから>を当てられなかったので、もう少し素早さに振っても良かったかもしれない。

はがね技の通りの悪さを自覚しつつ、半分顔採用で選んだ。

構築への所感

  • 先行制圧自体はできる構築になっていた。

<おいかぜ>を張って、全体技と先制技で制圧できる盤面が整った時は一方的に押し切れた。

特にハッサムの攻撃技の一貫性が低く、はがね技の一貫性への低さが、構築の強さを損なっていたように感じた。
特にほのお・みず・はがねに半減にされるのがしんどい。

範囲技と先制技で先行で制圧していく構築は、有利な時の相手の行動が減り運負けしにくいので、まだまだ開拓していきたい。